太陽のかけら サン・シュルピス教会

Fragment de SOLEIL



https://parisjetaime.theshop.jp/items/65530847

このイメージとなったパリにまつわる思い出を。


今となっては有名で、皆さんもご存知のパリのベーカリーPoilâne(ポワラーヌ)

その当時は一店舗のみでスプーン型のクッキーが話題になったばかり、

私も何度か足を運んでいました。

カフェにいつも通ってくださる常連のお客さまから、

パリのお土産でクッキーをいただき、

また次にパリに行った時、

どこかの朝はポワラーヌから始めようと思っていたのでした。


そして、予定していた朝。

コーヒーだけ飲んで支度をし、

部屋を出て地下鉄に乗りサンシュルピス駅で降りました。

地図を片手に店の前までやってくると、

なぜかまだクローズ。

"おーい、誰かいませんか"とお店の中を見ても、

電気は消えていて、奥でパンを焼いている気配は全くありません。

当時はポケットwifiはなく、

今のように携帯に頼ることができなかったので、

自分で何年も書き込んで来た地図とノートを片手に旅していたのですが、

ノートを見返しても定休日ではないはず。


サンシュルピス駅で降りたのは

それだけの為だったのでとても残念でしたが、

気を取り直して、通りすがりのベーカリーで

クロワッサンとホットのカフェオレを買いました。


目的としていた訳ではないけど、

通りすがったサンシュルピス教会。

早い時間だったので人はほとんどおらず、

ライオンが構えた大きな噴水が印象的でした。


そこには自転車を停めて男性がペストリーを食べていたり、

大型犬を連れたおじいさんが教会階段で座っていたり。


ここで朝ごはんにしようと噴水のライオンを見ながら、

茶紙の袋から取り出し食べたのでした。


夏の早朝、異国の新鮮な空気、

夜を越えた噴水の水面も太陽を浴びていて清々しい。


食べ終えると、教会の中をひと回りし、

また次の目的地へと向かったのでした。



このカットオパールを見た時、

不揃いで大きさもバラバラでそこに魅了されました。


オパールを光に照らした時、

特有の遊色という色んな色が見られます。

浮かんできたのは私のこの夏の早朝のワンシーンで、

太陽のかけらがあったら

きっとこんな感じだろうと思い、

そんな名前にしました。


使っていただくうちに、どんどん愛しく見えて来るかと思います。


サンシュルピス教会ってどんなところでしょう。

パリ観光サイト、パリラマさんの記事はこちら↓

Eglise Saint-Sulpice

私が眺めていたライオンが写っています。

※パリラマさんに使用許可をいただいております。

ありがとうございます!

とても素敵なお写真や記事が多いので

旅の参考にされてくださいね。


それでは。

YUKA

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