ベルリンの旅 N’2”カイザーヴィルヘルム教会”
カイザーヴィルヘルム教会は第二次世界大戦で無残にも崩壊され
中央部分のが戦争の恐ろしさを伝える記念碑として永久保存されています。
教会に着いてまず目に付いたのは、教会前に置かれた花束やキャンドルたち。
2016年12月、クリスマスマーケットにトラックが・・・と、テロの被害にあったのが
この教会前のブライトシャイト広場でした。
私はその3か月前、秋に移住した時から、
11月末から一斉に始まるクリスマスマーケットを心待ちにしていました。
11月半ばになると街のあちこちでその準備がされ、
どれだけ大きな規模なんだろうと予想することを楽しみ、
開催されてからは、可能な限りあちこちのクリスマスマーケットに足を運び、
心を躍らせながら一時帰国に予定していたイベントの買い付けを楽しみました。
ドイツの人たちが、そしてドイツにその時期訪れる人たちが
どれだけ楽しみにクリスマスマーケットで個々の時間を過ごしていたか
計り知れません。
大人も子供も、誰もが夢のような時を過ごす場所、
そんな時に、そんな場所でテロが起こるなんて誰が予想したことでしょうか。
その事件は私が日本に一時帰国している最中で、
ちょうど”ソレイユの小さなクリスマスマーケット”を題したイベントをする直前のこと。
イベントに来てくださったお客さまがたも、私が移住した直後のことだったので
心配してお言葉をかけてくださったり、お話をしたことを覚えています。
教会横の礼拝堂はとてもモダンな造りです。
外からの光を受けた青の美しいステンドグラスたち。
入った瞬間に圧巻されます。
前回の旅では教会から本当に近くに宿泊していたので
ここを出発地点として旅をしました。
夜帰ってきた時の青のガラスはまた日中とは別の美しさで
中から外へ青く幻想的な光が漏れ、感動しました。
機会があれば、昼夜と訪れていただきたいです。
隣の教会の天井モザイク画。
たくさんの修復やひび割れが目立ちますが、美しいデザインです。
旧教会中の展示パネルたちが、当時の様子を伝えています。
教会と世界最大とも言われる”ベルリン動物園”は、目と鼻の先なのですが
(教会からアジアンな動物園のエントランスが見えています。)
この日は3月末日にもかかわらず、マイナス気温で雪がちらつくほど・・・
動物園には立ち寄らず、そこから徒歩15分ほどのお目当てのカフェを目指しました。
<A suivre>
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